キャッシングやカードローンを上手に活用するコツ〜2

以前、キャッシングやカードローンを上手に活用するコツとして、「無利息期間を活用する」「低金利のキャッシング・カードローン会社を選択する」というとても基本的な事項を2つ書きました。今回は、もう少しコツっぽい内容…ちょっと意識してみると、結構お得な利用に繋がるんじゃないかなぁ、と感じたことを挙げてみます。
調べていて非常に混乱したのが返済方式。非常に沢山の形式の返済方式と、それぞれ支払いに含まれる利息・元金の割合が違っていたりと、どれがどう良いのか・悪いのか、というメリット・デメリットを把握しきれませんでした。これはまたその内しっかり調べてみようと思います。

元金を確実に減らせる返済方法を選択する
キャッシングやカードローンの返済方法には様々な方式があります。場合によっては一括全額返済をする事もあるでしょうが、何回かに分けて支払いをするケースの方が圧倒的に多いと思います。
借りたお金の金額を「元金」と呼ぶのですが、これを返済していくことで、掛かる金利も少なくて済みます。つまり、元金を確実に減らせる返済方法を選択する事で、トータルで支払う金額を抑えることが出来ます。
いくつかの支払い方式を選択できる様な場合、それも考慮に入れ検討すると良いでしょう。
なお、返済方式には大きく分けて3つ、「リボルビング返済方式」「元金均等返済方式」「元利均等返済方式」があります。この中でもリボルビング返済方式は、更にいくつもの返済方式に分かれ、支払いに占める元金の割合や、利息の計算方法が変わってきたりもします。
必要額を明確にする
今自分に必要な額は幾らなのかを明確にし、その額面以上の金額を借入れないようにしましょう。何故かと言えば、借り入れた金額分、金利が掛かるからです。
利用しようと思った額より大きい限度額を提示されたのでせっかくだから、想定外の出費に備えて等と必要額以上の利用をした場合、その分金利も増える事になります。つまり利子が増える事になり、余分な出費が増えてしまうわけです。また、高額の借入をするとその分返済期間も長くなるケースが多いので、更に利子が増えてしまう事になります。
最近ではスピード融資のカードローン会社も多いので、もしも想定外の出費があったのならば、その時改めて追加利用すれば問題ないと思います。必要な時に必要な分だけを借りるという方法で余分な出費を抑えるのが賢い利用法です。
可能であれば多く返済する
例えばキャッシング・カードローン利用後に臨時収入があった場合等は、キャッシング会社に連絡を入れ少しでも返済してしまった方がお得です。金利は元金に対し、利用日数でかかっていくので、早く・多く返済した方が払うべき金利を減らすことが出来るのです。完済予定日も早まり、元金の利用日数が少なくなる事でも支払い金利が減少する事になります。
勿論臨時収入に限らず、日々の節約によって浮いたお金があるならば、この様に前倒し返済をする事で金利を減らせます。可能であるならば検討してみましょう。
また余談ですが、複数のカードローン会社を利用している場合、金利が高いところに優先し入金し、元金を減らした方が最終的な支払い総額は少なくなります。